2013年4月10日水曜日

付随物


それは、伸びることもちぎれることも、決してなかった。




時間当たりの体積(3次元的な面積を私たちは体積と呼ぶことにした)変化はほとんどなく、物体ごとに固有の身体を持つ。そのように、変化することはほとんどないが、私たちとは違い、多面的な外見をしていた。様々な色を持っていたし、その組み合わせは何千とおりだ。



太陽光が当たっている時だけ、彼らは私たちと全く同じ動きを見せる。



「お母さん、見て!ついてくる!これなあに?

「それは人間よ」



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